習い事のスイミング。
習ってらっしゃるお子さんは多いのではないでしょうか。
スイミングって今や一番ポピュラーな習い事ですよね。
うちの子供たちも、スイミングクラブに三歳ぐらいから通っています。
そして、我が家の上二人は低学年からスイミングクラブの選手コースに通っています。
え?!水泳の選手コースに通っているなら才能があるからじゃないの?
すごい!運動神経がいいの?
と思われる方も多いかもしれません。
しかし、なんと…自慢ではありませんが上二人とも全く運動神経はよくありません。
正直、頑張っても普通です。
子供の悪口を言っているわけではありませんが、事実です。(本人たちには口が裂けても言えない)
このブログを読むと、選手コースに通いたい、将来水泳選手になりたい!と思っている方や子供の親御さんなどに水泳の選手コースに行くにはどうすればよいか、才能がなければなれないのかという疑問がわかります。
よければ最後まで読んでみてくださいね。
子供に水泳を習わせた理由
まずうちの子供に水泳を習わせた理由なのですが、母の私が昔体が弱いこともあり三歳のころからスイミング教室に通っていました。
すごく速かったとか上手かったわけでもなく、普通でした。
むしろ下手でしたが、習っていると習っていない子に比べて上手に泳げるようになり、小学校の水泳の授業では泳げる方だったので自信がついたことを覚えています。
なので子供たちにも自分に自信をつけさせたいと思ったことが水泳を習わせた理由です。
本人の意思は正直全くありませんでした。
水泳の選手コースとは
まず、水泳の選手コースとは
日本水泳連盟ならびに各都道府県の主催する公認の大会出場を経て、日本並びに世界のトップスイマーを目指すコースです。
普通のジュニアコースと違って、速さを競いますので形よりも速さを求めているクラスです。
普段の練習は、ジュニアコースに比べてかなり多い時間練習しています。
例えばジュニアコースだと週1日2日が主ですが、選手コースになるとそのスイミングクラブによりますが、週4日~6日練習しています。
すごく大変ですよね。
しかも泳ぐ距離が半端なく、小学生ですと2,000m~5,000mほど泳ぎます。
小学生でも土日は朝練もありますし、夏休みや冬休みなどはなんと1日に朝練と夕練など、4時間ほど泳ぐ日もありますから驚きですよね。
ジュニアコースでは決まった水着しか着れませんが、選手コースになると自分の好きな水着や帽子で行けますのでとても皆カラフルな可愛い水着を着ている子供が多いようです。
ちなみに男子の方が布の部分が少ないからなのか安いです。
こんな感じの競泳用の練習水着を皆さん着ています。
女の子も男の子もいろいろな水着を着ているのでとても見ていて楽しいです。
選手コースって誰にでもなれるの?
選手コースには、コーチが認定した方が対象となるそうです。
なので、コーチに認定されなければ選手にはなれません。
早い段階で水泳を始めている子の方が選手にあがれる確率はあがります。
なぜならコーチに見てもらえる回数が多いからです。
うちの子供たちもまず最初に選手コースに呼ばれたわけではありません。
普通のジュニアコースにいたときに小学1年生で選手育成コースに呼ばれ、そこで4泳法を習得し、基準のタイムを切ってから小学2年生で選手コースに行くことができました。
我が家の子供がジュニアコースで泳いでいた時は、まだ最初のクロールが終わりかけていたタイミングで、まだまだ4泳法は全く泳げませんでした。
まず選手コースに呼ばれることよりも選手育成に呼ばれないといけないということですね。
最初から選手コースに呼ばれることはありますが、非常に稀なことです。
なぜなら選手コースに初めから行くのであれば、四泳法は必ず習得しなければならないこと、かなり厳しいタイムを切らないと選手コースにはいけないからです。(例えば、小学6年生であればクロール50mを30秒切りしなければいけない、など)
なので、もし選手コースに行きたいのであれば選手育成コースに呼ばれることを目指す方が簡単かもしれません。
選手育成コースに呼ばれるには?
選手育成コースもコーチが認定した方が対象となるそうですので、誰しもがなれるわけではないのですが、普段の練習をいろいろなコーチが見ているようです。
- 泳ぎ方がブレていない
- 手足が大きい
- 授業への取り組む姿勢
- やる気がある
- 泳ぎが丁寧
などが見ているポイントだと思います。
ちなみに、背の大きさや、級の上がり方の早い遅いは関係がないようです。
なぜなら、選手育成に上がった子たちが全員 ”背が大きい、級の上がり方が早い” というわけではないからです。
選手育成に上がっている子で背が小さい子もいれば、級もまだクロールさえ全部終わっていない子もいるわけです。
ちなみに、選手育成に行きたいからといってコーチに頼み込む人は見たことはありませんが、本人が直接コーチに頼み込む、などであればやる気があるとみなされて行ける可能性もあるかもしれません。
ただ、選手育成コースに行けるのは年齢的にも限られることがほとんどなようです。
幼稚園~小学低学年までが対象なところは多いので注意が必要です。
小学校高学年から選手コースに呼ばれるには?
もし、高学年から選手コースを目指したい!と思っているのであればまず1級まではクリアし、独学で個人的に市民プールに通って速くなる練習をするとよいかもしれません。
ただ、自分の力だけではなかなか速くなれることは少ないと思います。
↑その点お金は少しかかってしまいますが個人レッスンは1人1人のレベルに合わせて教えてくれるのでおすすめです。
我が家の子供もタイムがなかなか伸びないときに水泳の個人レッスンをお願いしたことが何度かありました。
自分の欠点や、普段の練習方法、フォームの改善、意識の仕方など詳しく丁寧に教えていただけるので子供もわかりやすかったようです。
体験レッスンもあるそうなので興味がある方は確認してみてくださいね。
才能がなければ選手にはなれない?
結論から言いますと、水泳の選手コースに行くことに関して、才能がなければなれないわけではないです。
我が家の子供も運動神経がいいわけではありませんし、選手になること自体で才能があるからなれるというわけでもないようです。
もちろん、最初から群を抜いて泳ぎが上手な子はいるかもしれません。
しかし、コーチも最初からまだ四泳法が泳げていない時点で、この子はすごい!才能がある!なんてわかりませんよね。
そして、いくら才能があったとしても辞めてしまえばそれで終わりなのですから続けることできる人が選手になれるのでしょう。
まとめ
- 水泳の選手コースに呼ばれるには、まず幼稚園から小学校低学年のうちに普段からまじめに練習をして選手育成コースを目指すこと
- 選手コースに行くこと自体は才能がなければできないわけではなく、続けられることのできる人は行ける
- 小学校高学年になると選手コースに行ける確率はないわけではないが、基準のタイムがあり、それを切ることが難しいのでなれる確率は少ない
ということでした。
いかがでしたか?
参考になりましたでしょうか。
選手コース、選手育成コースはだれでもなれるわけではないです。
しかし、毎日の努力でなれますので、ぜひ頑張って水泳を続けてみてくださいね。
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