スイミングで、選手コースや選手育成コースに通っていると、悩む問題…
子供がずっと水泳選手としてがんばってきているけどタイムも遅いし伸びない…
いつまで続けさせたらいいのかな?
ということ。
結構同じ悩みを持つ水泳の選手コースの親って多いんです。
今回は、実際に水泳の選手の親である筆者が、周りの皆はいつまでつづけているのか、また、体験談なども交えてお話していこうかと思います。
このブログを読むと
- 水泳、スイミングの選手コースや選手育成コースに通っている子供たちはいつどの時期に辞めることが多いのか
- 辞めるタイミングはどういう時なのか
という疑問に答えます。
辞める理由
他の先輩の辞めてしまう理由や時期、本人が辞めたい、周りの皆が辞めてしまった理由はこちら。
- 練習がキツい、練習時間が長い
- 朝練の時間が早い
- 休みがない
- コーチが怖い、合わない
- 同じスクールの子と合わない
- タイムが思うように伸びない、遅い
- 学習面に力を入れたいから
- 小学校を卒業する年になり、周りのみんなが辞めるから
- 練習は一応こなしているが、やる気がない
- 3月に規定のタイムが切れず、スイミングクラブに居れない時
色々な理由はありますが、大体理由はこのような感じです。
次に、実際に選手が辞めてしまう理由、辞めようと思う理由を話していきたいと思います。
練習がきつく、行きたくない
繊細な子は、練習がきついので行きたくないストレスでご飯が食べられなくなることさえあります。
その日はとくに大丈夫だったのに水泳の練習の直前で行きたくなさ過ぎてお腹が痛くなったりして、思うように練習がいけずにお休みが多くなり、ごはんものどに通らないほどしんどくなって最終的に辞めてしまうという子もいました。
我が家の子供も実際に練習がきついからだけではないですがストレスで一時5キロほど痩せてしまったこともあったんです。
練習直前に腹痛、吐き気がしてどうしても行けなかったこともあり、通院したこともありました。
詳しく検査などしてもらいましたがどこも悪いところはなく、ストレス性の腹痛とのことだったのですが、今は回復して通常通り練習に行っています。
そこまで精神的に追い詰められていてしんどいのであれば辞めた方が良いのではないのかな?と、子供に話しましたが我が家の子供は辞めるのは嫌だとのことで、週1日だけ減らして水泳の練習に通いました。
それだけでも本人的にはすっと楽になったようで、徐々に体重は増えていき、もとの体重に戻ることができました。
そういう理由で、辞めてしまうということも中にはあるようです。
でも、本人が辞めたくないと主張するなら辞めさせるのもな…と思い我が家の選択は辞めない、ということにおさまり、今では楽しく通っています。
ストレスを感じない子供もいる中で、ストレスを感じやすい繊細な子供はやはり少し休むなどのことも大切なのではないかなと思います。
ただ、長期間休んでしまうと本人が練習についていけるか不安になることもありますし、本人が本当に辞めたくないのであれば週にコーチと相談して1日はお休みの日を作るなどという選択肢を増やしてあげるのも良いかと思います。
選手育成から選手に上がるときに辞めてしまう
選手育成コースは楽だけど、選手に上がった途端コーチも厳しくなるし、週に行く頻度も増えるから。…ってところで辞める方も結構多いです。
選手育成コースで4泳法を習得して辞めてしまう方も。
結局は辞めない選択をする子供が多いのですが、辞める子も中にはいます。
タイムが伸びない、遅い
辞める時の一番の理由は色々あると思いますが、やはりタイムが伸びない、遅いから。という理由が結構上位を占めているのではないでしょうか。
親としても、応援はもちろんしているけど、1年も2年もタイムが伸びない…って時期もザラにありますからやめてもいいんじゃない?と思ってしまったり。
我が家の子供もスイミングクラブの選手コースに兄弟でいますが、タイムが伸びる時期と全く伸びない時期がありました。
伸びない時期は人にもよりますが、本当に何年も1年前と変わらない…逆に遅くなっている…ということも。
本人は一生懸命練習を頑張っているのにも関わらずです。
その時、親としては見ていてつらいですし、もうやめてしまったら?と思ってしまうんですよね。
ただ、子供がやる気だったり、練習を頑張っているのであればタイムの遅い速いなど関係なく、続けさせてあげたいものです。
周りの子供たちの伸び期なのに自分の子供が停滞期なんてことも多々あります。
どうしてこんなに練習に通っているのに伸びないの?
練習をちゃんと本気でやっていないんじゃない…?
と子供を責めてしまうことも…
しかし、伸びる時期は本当に人それぞれです。
その思っている言葉は実際に子供にかけず飲み込んで、温かく見守ってあげましょう。
他の子はこんなに速いのに、うちは全然運動神経もよくないから遅い…と思っていても伸びる時は必ずくるということ。
ちゃんと練習をまじめにしていたら少しずつですが伸びる時期がきます。
タイムがずっとそのままなんてことはないです。
他のこどもや我が家の子供を見ていて、ずっとそのままなことはないんです。
なので、タイムが遅いからと言って辞めさせてしまうのは勿体ないと感じます。
時間はかなりかかってしまうかもしれませんが伸び期はくるということも念頭に置いてください。
正直なところ、大手のスイミングスクールだと教えている人数が多いことが多く、どうしても特に速い子をよく教えるということはすべてのスクールが全部そうではありませんがまた事実なようです。
子供がもっと速くなりたいと悩んでいたりする場合、個人レッスンをしてもらう選択もあります。
周りから個人レッスンをしたなんて聞いたことがなくても暗黙でしている子供も中にはいます。
うちもあまり大きな声では言えませんが実は何度か個人レッスンを受けています。
↑こちらの家庭教師ファーストさんは全国に教師が2万名いるそうです。一度体験レッスンなどもできますので覗いてみてくださいね。
マンツーマンでレベルに合った指導をしてくださりますし、時間も自由に選択できるのもありがたいですね。
ちなみにうちは個人レッスンの際、フォーム改善や普段の練習方法、どのように意識して改善するのかなど優しく丁寧に教えていただきました。
また、タイムを更新するには練習ももちろん大切ですがストレッチもすごく大切です。
我が家の子供たちは親に似て体か激硬なのですが、ストレッチを毎日することで体が柔らかくなってきました。
ヨガでも使うフォームローラー、おすすめです。
水泳のお友達のママさんにこれ良いよとおすすめされて購入しましたが、子供だけでなく大人も猫背対策や肩こりなどにも使っています。笑
怪我を防ぐという意味でも、ストレッチは大切なので是非毎日やってみてくださいね。
小学校を卒業する年になったから
小学校を卒業する時期って一つの区切りというふうに考える方もよくいらっしゃいます。
大体、6年生までは続けると目標をもっていたり、中学生になったら他の部活もしてみたいと思い辞めるということも。
中学校に上がるときに、仲の良い仲間が辞めてしまうことで辞めてしまう子もいます。
学年が上がるときに基準のタイムが切れず、辞めざるを得ない
選手コースって厳しいなと思うことが、大体どこのスイミングクラブも基準の最低ラインのタイムが設定されていて、そのタイムを切れないと辞めないといけない。
もしくは、辞めなくても良いけど選手育成に下がってしまう。ということがあるんです。
本人は辞めたくないと思っていても、辞めざるを得ないということもあります。
そう考えたら本当に厳しい世界だなと思います。
まとめ
大体辞める時期は人それぞれなのですが、
- 選手育成から選手コースへ上がる時期
- 小学校卒業と同時に辞める
- ストレスで食事がとれなく、長期間休んでしまった時
などが大体やめてしまう時期が多いのかなと思います。
実際に辞める理由については色々あると思いますが、実際見てきたなかだと、
- 練習がきつく行きたくない
- 練習のストレスで痩せたなどの理由
- 選手育成コースから選手コースに上がり、4泳法ができたので辞める
- タイムが伸びない、遅い
- 小学校卒業という一つの区切りで辞める
- 学年が上がるとき、基準のタイムが切れずに辞めざるを得ない
ことが多いです。
タイムが伸びずに辞めてしまうのは、先ほども述べた通りとても勿体ないのではないかなと思います。
伸びる時期は人によって様々です。
本人がやりたい!と思っている間は続けさせてあげたいですよね。
ただ、本人が他にやりたいことを見つけた!と本気で思っているのであれば辞めさせるのも良いと思います。
また、水泳の毎月の費用も高いのでそれ以外の習い事にそのお金を使ってあげたい。と思うのも本当のところ。
最終的には本人がやりたいと思っているかいないかの問題です。
選手コースに通っている間の費用は高いもの。
やる気がないのであれば辞めさせたい…素質がなくタイムが伸び悩んでいるとなれば他の習い事をさせてあげたい。と思うのが親心ですが、子供が続けたいといってやる気があるのであれば可能な限り続けさせてあげたいものですね。
親のエゴでやらせてしまっているのではないか…?と悩んでいる方もいらっしゃるかもしれませんが、続けていくうちにやる気が出てくることもあります。
筆者の周りにも泣いて泣いて辞めたいと言っていた子供もJOへ行くまでに成長し、今では本人も本当に楽しく通っている子もいるので一概に泣いているから…嫌がっているから…と辞めさせるのももったいないかもしれませんね。
本人と話し合って今後本当に辞めてもいいのか、など決めさせてあげても良いですし、1年間だけがんばろうと先を決めておいて1年後にまた話し合うのも良いかもしれません。
本人も親も根気がいりますしお金もかかりますが、悔いのないように決めてくださいね。
※この記事にはPRが含まれているものもあります。